―白黒日和―

ブログ初心者が自由そして不定期に更新しているカオスなブログ。擬人化とか創作とかあるかも。

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設定は そ の う ち に。多分。

創作小説第二話!

感想が…ほしいです。

若干流血表現有です。


ユメモノガタリ  0章 夢の中の記憶

2.依頼屋の仮宿

「あれは…?」
三、四十歳程に見える男。彼の名はランジ。
彼は魚を獲りに、住んでいる小屋の近くの海へと来ていた。
幾つかの魚が入った袋。
それを持ち、海岸を歩いていた。
そんな時、彼の目に何かが映る。
「人間っ…!?」
波に揺られ、浮かぶ人間。
深い海のような群青色の髪。十四、五歳の少年。
「っ…血まみれじゃ…ねぇかっ!」
そう。
少年の周りの水は、彼の血で赤く染まり。
近くの岩にも、飛び散ったらしい赤い血。
「ったく…!」
ランジは魚の袋を置いて、走る。
この上は崖。確か、身分の高い人が住んでいると、聞いたことがある。
ここに住み始めたのは最近だから、よくはわからないけれど。
自殺しようとしたのだろうか。いや、違う。
傷がある。
「やばい事にでも、巻き込まれたのか…?」
剣の刺し傷。
辛うじて、少年は生きている。
でもおかしい。
この血の量だと、傷も相当深いはず。
なのに、彼の傷は小さい。
「とにかく、小屋に連れて帰って…手当てしねぇと…!」

「…」
目覚めた少年の瞳には、天井が移っていた。
見覚えの無い場所。少年はゆっくりと上半身を起こす。
と、不意に走る痛み。腹を見ると、包帯が巻かれていた。
群青色の髪と、血のような真っ赤な瞳をもつ彼。
相反する二つの色が、神秘的なように見せる。
不思議な魅力を持っている少年だった。
「目が、覚めたか?」
扉から男―――ランジが入ってきた。
少年はその問いにこくりと頷く。
「痛みはあるか?」
「…平気」
「そうか。で、お前の名前は?」
「…」
少年は首を傾げた。自分の名前が、出てこない。
「……分からない」
「分からない…って、お前…。じゃあ何であんな場所に倒れてたんだ?しかも、血まみれで」
「知らない…。覚えていないって言ったほうが…正しいのかな…」
自分が何と言う名前で、何者なのか。何故、こんな傷ができているのか。
何も知らない。何も分からない。
「…記憶を失っているのか?」
「…多分、そうだと思う」
二人の間に、数秒の沈黙が流れる。
ランジがため息をついて言った。
「…じゃあ、記憶が戻るまで俺が面倒見てやるよ」
「……いいの?」
「あぁ、かまわねぇ。なら、名前を決めないとな」
腕を組み、考えるランジ。
ほんの少し、少年から視線をそらして言った。
「…『レイ』って言うのはどうだ?」
「いいと、思う」
「よし、じゃあ今日からお前はレイだ!」

『レイ』、それが少年の新しい名――――――…。


はい、主人公の名前が出ましたー。
レイ君ですねー。
そのうち設定画とかあげまーす。
色々先のための複線ぽいものもあります。
その複線が解明されるのはいつになるやら…。遠いです。

誤字脱字は拍手orコメントでお願いしますー。

読んでくれて、ありがとうございました。
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Author:白雪 花音
アニメ、漫画、ゲーム好きな私『白雪 花音(しらゆき かのん)』が
気ままに更新しているブログです。

最近は専らカービィとボカロ。
カービィは擬人化ばかりです。
ボカロは小説。ヤンデレにはまりつつあります。

基本雑食。色々好きです。

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